いつも結局我慢できず食べちゃう。運動も続かないし。意志が弱い私。どうしたら意志が強い人間になれて、ダイエット成功できるのかしら?
ダイエットで一度体重は落ちても、その後その体重を維持できるのはホント、大変ですよね。
ダイエットには強い意志が必要!と思っている人も多いはず。
ところが・・
- ダイエット成功の秘訣に、意志力は関係ありません。
我慢できないのは、あなたの意志が弱いせいではありません!
【本気で痩せるための知識①】では、リバウンドする理由とダイエットの本来の意味についてお話しました。
今回は、ダイエットは我慢すべし!という常識の間違いについて解説します。
この間違いに気がつくのは、とても重要!
私はここを理解するようになってから、リバウンドとは無縁になりました。
この記事を書いているコユキは40代後半真っ只中の現在も、どんどん自分にとって理想の体型に近づいていっています!
失敗ダイエットの王道とは
まず、失敗するダイエットのパターンを確認してみます。
はじめはキラキラした希望を持ってダイエットを決意。やる気満々です。
2、3kgはすんなり落ちますが、しばらくすると体重に変化がなくなります。いわゆる停滞期です。
すると途端にキラキラした希望が色褪せます。
希望は色褪せると同時に、我慢していた好きな食べ物たちが脳裏をよぎります。そして一瞬にして、痩せた自分より好きな食べ物たちに、魅力を感じてしまいます。
こうなるとダイエットは終了。これが王道のダイエット失敗パターンです。
かつて私も何度もダイエットを失敗してきました!
ダイエットが失敗するのは、意志が弱いせいではない
ダイエットが失敗する。それは我慢できないから。意志が弱いから。そう思いますよね!
アメリカの脳科学者・食事心理学専門のDr.スーザンは書籍「本当に痩せる食事法」でズバリこう述べています。
従来のダイエットが失敗するのは、脳の性質に合っていないだけなのだ。
Dr.スーザン著「本当に痩せる食事」より
従来のダイエットというのは、我慢して痩せようとするやり方のこと。
これが単に、脳の性質に合っていないから、失敗する。
チョー、明快な答え 笑
脳が嫌いなこと=楽しくないこと・我慢すること
脳の性質に合っていないとはどういうことか。
脳は我慢すること、楽しくないことを、嫌う。
つまり我慢するダイエットが続かないのは、脳の性質に反くということ。
あなたがダイエットを楽しんでいないから、我慢しているから、続かないワケです。
ワクワクのないダイエットに、脳は拒絶する
たとえば、3週間後に痩せるという目標を作ったとします。
その目標が仕事上どうしても痩せなければならない、とか、大好きな人に告白したいからもっと綺麗になりたい、というような、自分の夢に繋がることであれば、ダイエットの成功率はどうでしょうか。
多少の我慢はへっちゃら、それよりも先にあるワクワクに向けて、頑張って成果が出せる筈です。
しかし漠然とただ痩せたいと思っても、我慢を強いられた脳は楽しくありません。
ワクワクのないダイエットはつまらない、脳は必要を感じずあなたのダイエットを終わらせてしまいます。
これはとても自然な人間の脳の反応。
意志が弱くてダイエットが成功できないのではなく、脳が楽しくないからダイエットを継続させてくれないだけ。
このことをはっきりと認識することは、ダイエットの成功の可否に関わります。だから重要です!
脳は我慢が嫌いだから、楽しくないダイエットが継続しないのは当然。
人間の歴史は飢餓との戦い
人間の歴史はずーっとずーっと飢えとの戦いでした。これほどに飽食に溢れ、食事に困らなくなったのは、本当にごく最近の話。
だから食べ物に対して我慢する、という感覚に、脳はまだ対応し切れていないという話もあります。
我慢するという行為は、自殺行為と同じってわけです。
従来のダイエットは我慢ばかり
ところが。ダイエットといえば、食べたいものを我慢する方法だらけ。
大好きなスイーツをやめる、大好きなお酒をやめる、大好きな揚げ物をやめる。好きな物を禁止する設定で始めますよね。
もうこれは、脳は辛いっすよ。我慢させられ、ストレスは自然とたまる。だから、我慢限界のあと、お決まりのドカ食い。
なので大好きな物を禁止するダイエット方法は、必ずリバウンドする。
我慢するダイエットは意味がない
何度も言いますが、これを把握してるかどうかで、痩せるためのダイエットができるかどうかに関わってきます。
では我慢なしのダイエットはどうしたら良いのか。続きます!