コートの捨てるタイミングとは？冬の始まりがおすすめ！な理由

冬物の洋服を見直している、今日このごろ。

寒くなってきた今こそ、長年クローゼットを占拠している、着ないコートやジャケット。捨てるチャンス到来です！

と、私は思います。

コートを整理したい！捨てたい！。。が、毎年結局捨てられないまま、冬が過ぎてしまう。

断捨離したい、全捨離したい、思い切って捨てちゃえ！！・・が、なかなか上手く行かない。

そんなお悩みに参考となるような、コート類を捨てるコツについてお話しします。

長年捨てられなかったアウター類、今年こそスッキリ手放しちゃいましょう！

コートが捨てられない理由

コート類は、衣類の中でも最も捨てられない、捨てるタイミングを逃してしまうものだと思います。

そもそも、なぜコートは捨てられないのでしょう？

捨てられない理由

高かったから

ズバリこの理由が、ほとんど。（あるアンケート結果でも、捨てられない理由一位はコレ。）

服にあまりお金を使わない人でも、コート類はそこそこの価格を払って買っています。1000円で新品のコートは普通は買えません。

カットソーやTシャツは捨てられても、コート類がなかなか捨てられないのは、そこに1番の理由があると思います。

捨てられないのは着た頻度とは関係ない。たくさん着ていようが、着ていなかろうが

と、毎年のように思っては、クローゼットに戻している筈です。

私もそんな捨てられないコート、かつては山ほどありました。

高かったのだから、捨てるのは罪悪感がある。もったいないと思ってしまうのは当然。

しかしそれでも捨てたいのなら。捨てられる方法を模索します。

それに高かったコートが捨てられたら、全捨離・断捨離的には、かなり難問突破。

すっぱりアレコレ捨てたいならコートを手放しましょう！

捨てられないものは、いきなり捨てなくてもいい

さて。自分に聞いてみてください。

クリーニングに出してクリーニングの袋にかかったまま、クローゼットに長年放置。。なんて事ないですか？

全捨離では布類の寿命は短いので、毎シーズン着終えたら捨ててもいい、と全捨離提唱者の櫻庭さんはおっしゃっています。

放置されたモノには邪気もつきやすく、部屋の空気をよどませるからです。

一般的に数ヶ月着ただけの服を捨てるのは、結構難しい。まだ着れるのに勿体無いし、躊躇します。

高かったコートを捨てる勇気もまた、いきなりはなかなか出ません。

全捨離のやり方・ルールは、そこそこ守らないと意味はないかもしれませんが。

全てルール通りにやろうと、無理はしなくていい

理由は。

8割捨てるのは無理。でも8割を目標にすると5割以上は捨てられるようになれる、から。

そして捨てていくうちに、捨てる価値観に変化が出て、捨てるスピードが上がっていきました。

一番重要なことは、実は結果よりプロセスです。

一つずつクリアしていくプロセスが重要

躊躇してるのに無理にいきなり、よし！捨てる！と未練たらたらで捨てたら。後々捨てたことを、後悔するかもしれません。

なので、少しずつ前に進んでいきましょう。前に進むことに徹底しましょう。

それが全捨離や断捨離を成功させる、コツ。

では本題。高額な服やコート類を捨てる手順を解説します。

捨てる手順

ポイントです。

捨てる手順ポイント

この二つだけです。

説明します。

１．捨てたいor着てないコートを取り出して並べる

まず捨てようか迷う、コートやジャケット類を、全て出して並べてみてください。

この、捨てる候補に入れる、がとても大切な過程。ここで即決して捨てる決心は、しなく良いです。

候補に入れるものの基準は

• 2年以上着ていない。
• ほつれ、汚れがある。

以上の２点だけ基準に全て出してみます。

ここでポイントは深堀は一切しないこと。淡々と仕分けする。

仕分けしたらその中で、価格が一番安かったものから、取り掛かります。

高いものは後からが良いです。

なぜなら捨てることに慣れていくと、高い服でも捨てられるようになるから。

安いものから、捨てていくのは、とても大事なコツの一つ。

さてその一枚一枚の服と、面談と書きましたが、向き合っていきます。

向き合う内容は、高くても安くても同じ。

２．服と向き合ってみる

向き合うとは何か。質疑応答です。それは服に対してと自分に対して自問自答する、ともいえます。

内容は、以下の感じです。

上から説明します。

１・愛着度合い

人はライフスタイルなどによって、好みも変わります。

もう好きじゃないデザインなのに。ただ高かった理由だけで捨てられないコート。

そんなコートがあったら、自分に質問してみましょう。

本当にそのコート、私はまだ好きなのだろうか？

でも、こんな風に思ったりしませんか？

こう思うなら、想像してみてください。冬の今、そのコートを着て街を歩く自分を。

街の中、電車内や買い物中など、他人がたくさんいる場所を浮かべて。

街中のその自分が、素敵だと思えるのかどうか。

家の中で見ているコートと、実際街中で着てるコートは、少し違って見えるかも。

想像力を働かせる。俯瞰する。

自分が着てることを想像できなければ、好きな女性芸能人に着せてみる。

これ、私がよくやる方法。

素敵と思う同世代の女優さんに、自分のコートを着せてみせます。

すると、ますます俯瞰して見ることができます。

あ・・あの人が着ても変。もう古すぎるかも。やはり捨てよう！と、あっさり決断できたりします。

２・汚れやほつれ

汚れがあるのにそのままにしてるのは、一番バツ。それは愛着ではなく、ただの執着。

ほつれも直さないままなら同様。愛着あるのなら直しながら着てるはずです。

そんなコートは、空気の流れをよどませるコート、こちらは即捨て！

３・購入から7年以上経っている

愛着もある。汚れもほつれもない。

では次の質問です。

そのコート、何年前に購入したものでしょうか？

服はどんな定番のものでも、多少の流行があります。

デザイン自体は定番でも、素材感、肩幅、身幅、袖丈。その時代で微妙に違います。

５、6年はあまり誤差は感じません。

それが７〜10年経過しているコートだと、かなり違ってきます。

高かった定番のダウンジャケットだから、流行りもないし。。と思うかもしれないけど、そんなことないのです。

特に40代50代の人が、ひと昔前に流行った服を着ていると、恐ろしいことに、増しで老けて見えてしまうという、残酷な真実があります。

私のリサーチでは

10歳老け見えダウンジャケット

こういうダウンは流行遅れだとか。

だだし。

あくまでも、自分が好きで毎年着てるなら、それで良いのです。

問題は、着ないまま、そんな古い流行のコートを放置していても、邪気の温床になるだけ。

もしそう思うなら、外で他の人が着ているコートを、観察してみるのもありです。

おしゃれな人が着てるコート、若い子が着てるコート、同年代らしき人だ着てるコート。客観視して比較します。

すると、今、自分の持っているコートが、老け見えコートかどうか、わかると思います。

流行は数年で戻ってくると言われていますが、同じカタチでは戻ってこない。古いのが、バレます。

老けて見えるコートをいつまでも取っておいても、スペースを狭くするだけだ！と、割り切れるかもしれません。

外で観察する機会がない場合は、ゾゾタウンなどの大手ファッションECサイトのコート売り上げランキングをチェックしてみます。

色々観察してみて、やはり好きなデザインのコートで手放したくないのであれば、それはそれで良いこと。

捨てずに今年こそ、出して着てあげましょう！

また、メルカリなどフリマアプリで一度出品してみるのも⭕️。

全く反応がない場合、もう捨てるしかないのだと、あっさり認められることもあるから。

まとめ

流行遅れでも、購入から20年でも、愛着を持ちケアして大切に着てきたコートであれば、捨てる必要はないと思います。

私にも60代に着たら絶対可愛い！と長年取ってあるコートがあります。捨てたら2度と出会えないような、流行りとは無関係な超個性的なデザインです。

そんな考えがあって、取っておくのも、それはそれで楽しい。

また、娘さん息子さんがいる方なら、このコートどう思う？と聞いてみるのもいいかも。

私は子供はいないけど、20代のお友達は沢山います。

その子たちとたまにファッションの話をするんです。

私の世代が当たり前に思ってる着こなしが、彼らからすると、あれ、チョーダサいっす！なんて言われると、びっくりしますが（笑）

客観視で、カッコ悪いとわかると、案外すんなり捨てられることもあるかと。

ぜひ試してみてください！