全捨離すると体調不良になる？好転反応なんて嘘？【体験談です】

片付けってかなり体力使います。体調管理は大事です。

全捨離とは８割のものを捨てて人生を好転させていこう！という、櫻庭露樹さんが提唱するもの。

元から持ち物少ない人は別として、モノが沢山ある人が8割捨てるのは、結構大変です。

普段スポーツジムで体を鍛えている私でも、相当体力消耗しました。

この記事はこうした疑問のある人に

これらについてのお話を、私の体験を元にお話します。

全捨離の好転反応とは

全捨離の提唱者・櫻庭さんは、本やYouTubeなどで、片付けしてると好転反応、もしくは副作用が出る、とおっしゃっています。

好転反応とは、良くなる前に一時的に何かが悪化する状態の反応のこと。

通常は、何かの治療の過程で起こる反応のことを指します。

この好転反応を、そんなものない、嘘、と思う人もいるようですが。

好転反応は漢方では瞑眩（めんげん）と言われる反応で、かなり古くから周知されてる反応です。

別にオカルトでもなんでもない、自然に起こりうる反応なのだと思います。

全捨離で好転反応が起こる、というのは比喩的な表現なのでしょうね。

全捨離した８割の人が、何らかの体調不良を感じたと、櫻庭さんの本に書いてありますが。

埃にまみれの放置された沢山の物を片付けるのです。部屋の空気は澱みますし、そりゃ体調不良になりやすいのも当然かもしれません。

具体的には倦怠感や睡魔・偏頭痛。体のあちこちが痛くなる等の症状が出るけど、それは開運への新しいステップアップの予兆のようなものだ、と櫻庭さん。

と、私は軽く受け止めていたのですが。

が、私はかなりガッツリと体調不良になりました（笑）

私の全捨離中のリアルな体験談

全捨離中の体調不良

で、結論から言いますが、私は全捨離で好転反応みたいなことが、ありました。

つまり、不調は起きましたが、全捨離が終わったらすっかり治ったのです。

あれはマジで驚きの体験でした。

なぜなら私が起きた体調不良は、全捨離を始める前から悪かったから。

だから悪いところがさらに悪化しても、全捨離による体調不良とは思わず。

でも全捨離が終わった途端、ピタリ。魔法かと思いました（笑）

今思い返しても、結構不思議な体験です。

振り返れば、もうほんとに最悪だった体調の時、あれは全捨離ピークの最中でした。

全捨離ピーク中、猛烈な痛みに襲われる

体調の状況を説明します。

全捨離をはじめる、2ヶ月前のことです。

ジムで運動中、仙骨付近を痛めました。

湿布で処置しましたが、痛み治らず。でも運動は続けていました。

休めばいいのに、私の運動したい病は止まらない（笑）

結果、痛みは長引き、2ヶ月以上経過しても全く治らず、整形外科で診てもらい。

レントゲンでは骨に異常なしで、鍼と漢方薬で治療することに。

そんな体の状態だった、2020年12月前半。全捨離を開始しました。

整形外科の治療もあまり効かず、相変わらず痛みは治りません。

元々若い時にぎっくり腰を2度やっているし、美容師時代に腰も痛めてる。

仙骨からじわじわ腰の辺りやお尻がどんどん痛くなって、一向に治る気配はありません。

年始にまた病院に行くつもりでした。

年末年始はスポーツジムも休みだから、私の体も休まる。そしたら少しは良くなるはず。。と予想してました。

ところが。

年末益々痛みが増大。

自分でも謎でした。

そしてこの後さらにさらに痛くなっていったのです。

痛みピーク！

年は明けて元日。家族や親戚と集まり、正月の宴会です。

この時、座っていても歩いていても何してても痛くなっていました。

でも正月の宴会。お酒をかなり飲んで酔い、痛みはすっかり麻痺状態。

その日は痛みは忘れて、帰宅後爆睡です。

が、翌朝。地獄が待っていました。

トイレに行こうと起きあがろうとするのが、動けません。

腰とお尻付近に激痛が走り、寝返りもできない。痛くて悶絶しました。

時間かけてようやくな思い出起き上がりましたが、立てない！もう、床を這うしかありません。

床と壁を伝って、トイレへなんとか行きました。

トイレから出てきて、前日の深酒も効いて、二日酔いもあり、具合悪くてフラフラです。

いや、二日酔いだけではない、何か得体の知れないしんどさでした。ベットに戻るのも、また一苦労。

正直この時、私、このまま気を失うかも。。と思いました。

呼吸すら痛みに響き、辛かったのです。

もう悲しいやら、切ないやら。トイレで下ろしたパジャマと下着すらも、戻せなかったのです。

上げきれずお尻が半分でた状態で、自分の哀れさにまた涙。

で、だんだんと痛すぎて何が、どこが、辛いのわからないほどでした。朦朧としてました。

一人暮らしはこんな時、マジで辛い。手を貸してくれる人がいない孤独感。泣けました。

このまま意識失わず、目覚めますようにと祈りつつながら、そのうちウトウトと眠り・・。

再び昼ごろ目覚めると、激しい仙骨痛はあるけど、朝起きた時よりは動けました。

あの時はあ〜、生きてた！と本当にほっとしました(；´Д｀)

お風呂に入り、少し食事を摂ったら意識はしっかりしてきたので、本当にあの時はほっとしました。

で、この日が痛みのピークでしたが、その後もやはり立ってても座ってても寝てても痛くて。

とにかく引っ越し終えたらちゃんと病院に行かなくちゃ！という感じでした。

引っ越しは１週間後に控えていたので、全捨離ラストスパートでした。

不調が突然治った

痛みと闘いながら、怒涛の全捨離と引っ越しを無事に終えました。

さて新居に引っ越した、2日後くらいのこと。

ふと気がつくと、痛みがピタリと止まったのです。

あれ？痛くない。。なんでだ？と思いました。

病院もまだ行けてないのに。

・・治った訳ないと思いました。きっとまた痛くなるのでは？と。

しかし、数日経っても痛くない。痛くないからジムも恐る恐るながら、久々に全開で運動してみました。

それでも全然痛くならないのです。

そしてもしかして！？と、そこではじめて思いました。

それから数ヶ月。未だ再び痛くならず。

この話を友人にすると、ほぼ信じてもらえません。気のせいでしょ、嘘だ〜、笑われます。

いや、不思議なのは私が一番思ってることです（笑）

まず全捨離は

『モノには邪気がつく、部屋にモノが沢山あれば邪気も沢山あるということ。邪気は家の気の流れを悪くして、あなたの運気を下げる、だからモノを捨てて運気を上げていこう！』

という趣旨です。

で、全捨離提唱者の櫻庭さんは、その邪気のついたモノ。捨てはじめると、邪気たちが捨てないで〜と、必死に主張するのだと言うのです。

それの訴えが体に伝わるため、体調不良になるのだと。

櫻庭さん、YouTubeでも説明されています。

モノに邪気がつく、というと、胡散臭く感じる方もいるかもしれません。

でも霊的な感覚ではなく、科学的に捉えてみると、胡散臭く感じないと思います。

だって何年も溜め込んだモノを捨てるのです。そこには埃、ちり。すごい量だと思います。

それを吸い込むだけで、体調は悪くなるよな〜と。

今思えば。年末年始の引っ越し準備と全捨離ピーク時の私の部屋は。

狭いダイニングに荷造りのダンボールは山積み状態。そして全捨離のために捨てまくった大きなゴミ袋多数。

なのに私は窓も開けず換気もせず、こんなところに住んでいた！そりゃ体調悪くなるわ（笑）

悪い空気が私の周りにウヨウヨ。邪気だかなんだかわからないけど、とにかく良くない状態の部屋だったことは間違いない。

弱っていた仙骨がさらに痛みを増したのも無理はなかったのかも、と今は思っています。

体調不良にならないための対処法（緩和策）

霊を信じるとか信じないとか、そんな話じゃないくて。

私自身、たとえ霊がいても負けるもんか〜！みたいな変な強気さはあるんですが〜

やっぱり、全捨離や断捨離するときは、換気は絶対してください。

そしてお風呂です。

お風呂に粗塩と日本酒を入れて入ること！

櫻庭さんもこのお風呂でデトックスが一番効果があると言っています。

私のように長年ためたモノを捨てる時は、お風呂くらいじゃ太刀打ちできないかもしれませんが(^_^;)

でもやらないよりはやった方が良い、と思います。

そして何よりも大事なことは、気持ち！強い気持ちで全捨離を貫く！！邪気に負けるな！です。

また、私が全捨離中にやっていたことで、お笑い系や楽しい動画を見まくる！というのがあります。

声を出して笑いましょう！笑いで邪気をぶっとばします。

笑うのは、めちゃいいです。

やり遂げた先は、体が軽くなってると信じて、全捨離・断捨離を頑張りましょう！

※好転反応には個人差があると思います。これはあくまで私の体験談です。