全捨離から人生観が変わった話

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2020年末に全捨離を実践以来、人生観が変わりつつあります。

全捨離から約10ヶ月な今。

全捨離をしてその後、何か変わったことはあったか、自分の感じること、体験したことを含めてその変化などを今回はお話しようと思います。

この記事の目次

全捨離ビフォアーアフター・変わったこと

運気を上げたい、人生を変えたいと心底思い、無我夢中で全捨離しました。

全捨離も断捨離でも8割捨てる!というのがキーワード。

コユキ

私もおおよそ8割を捨てました。

全捨離した直後は、まだ自分が変わった意識はそれほどはありませんでした。

明らかな変化といえば。

数年、毎晩のように寝れない、寝てもすぐに起きるという悩みがあったのが、それがよく眠れるようになったこと。

そして数ヶ月治らなかったひどい仙骨痛が、ピタリと治ったこと。

このふたつでした。

が、最近は考え方の変化を自分自身で強く感じています。

一番変わったこと。

それは人生観です。

あらゆる物事への捉え方。見方や角度が変わったように思います。

ではどのように人生観が変わったのか、です。

物を捨てたら執着心も捨てられるようになった

人生観と一言でいっても、幅は広いです。

全ての人生観が変わったわけではありません。

ただ、とても変わったと感じるのが、自分の人生観の根っこの部分

何かを考えたりする時の、基本となる根底的な部分。

それがあきらかに変化しました。

全捨離をして以降、私の中にある種がまかれた感じなのです。

その種とは、執着心を捨てるという意識の種です。

いつもこの意識が根っこにあります。

↓コレです。

モノに対しても、人に対しても執着しないようにする。

この意識の種が私という土壌に撒かれ、太陽浴びながら環境に応じて成長していく草木のように、最近すくすくと育って、葉が開いて、しっかり根付きつつあるのです。

私は人からよく、サバサバした姉御肌だねと言われます。確かに昔から面倒見はいい。

でも、実際は細かなことに敏感で、いつまでも気にするタイプ。そして傷つきやい。

強気な姐御肌のくせに、内心女々しく気にしい(笑)

人が幸せになることが、嬉しい。基本、見返りは求めていない。

・・と、心では思っています。

ても。お世話した人から、ぞんざいな態度を取られると、めちゃくちゃ気にする。

場合によっては落ち込み、自問自答はエンドレス。

自分に落ち度があった?相手の落ち度は?関係性に信頼度は薄かった?・・いつまでも考え続け。

そして自分で納得ポイントに至るまでとことん、悩む。考える。

ある程度答えが出ると、急に吹っ切ってサバサバになるけど。

もう、そこまでが超クドイ!自分でそのしつこさに辟易します。

だったら性格変えたら!?・・なのですが。

コユキ

生まれ持った性質だから簡単には変えられん!と思っていました。

しかし40代も後半になり。。も〜いやこの性格めんどくさっ。変えたいなぁ。。

と、思っていた時に、全捨離と出会い。

全捨離でモノを手放したら、モノや人に執着しない生き方をしたいと心底思うようになり。

そう思っているうちに、何かあってもクドクド思い悩む時間が次第と短くなってきたのです・。

悩み事が発生しても、思考の切り替えがとても早くなった。

心理学者のアドラーの言葉にも

「全ての悩みは対人関係の課題である。仙人のような世捨て人でさえも、実は他人の目を気にしているのだ。」

というのがあります。

相手があって、悩みがあるのだから。相手を変えることはできないし自分がそこに執着して悩んでも仕方ない。

悩むのは時間のムダ。割り切るが勝ち!

そう思えるようになったら、精神的にめちゃ楽になりました。

執着心が減って良かったこと

執着しなくなって、良かったこと。

毎日心穏やかに過ごせる時間がめちゃくちゃ増えた。

こうなれたのは執着を持たないことを心掛けていた意識だけではなく、もう一つ理由があります。

スッキリ整った部屋で毎日過ごす。それがとても心地よくて、家にいる時間はリラックスできるようになった、ということです。

全捨離では家をパワースポットにしよう!と言います。まさに、それです。

夜家で1日起きたことを振り返っても、ぐちゃぐちゃ考えずに、思考の切り替えができるようになったというか。家の波動とか空気がキレイだと心もどんよりならなくなるのかもしれないな〜と、感じています。

人間はどこかカメレオン的というか、その環境に適応がしていくところがありますよね。

空海の名言

周りの環境は心の状態によって変わる。心が暗いと何を見ても楽しくない。静かで落ち着いた環境にいれば、心も自然と穏やかになる。

空海のお言葉にあるように、落ち着いた部屋で過ごしていると、心がざわつくことが少なくなっていくのだから、不思議です。

あんなに変えられなかった性格、思い癖。それが、環境が変わり、執着を捨てることをモットーに生きてたら変われたのだから。

今の私の方が、とても気持ちが楽だし、幸せだと感じられるし、一喜一憂することなく、平穏に日々が過ごせています。

自分を助けるのは自分しかいない。それを体感しました。

物が少ない暮らし=ケチとは違う

ミニマリストさんのインスタなどを見てると、本当に何もない部屋で持ち物をとても少ないという方がいます。

でもミニマリストの定義も、絶対ではないようで、人によって少しずつ違う気がします。

本当に必要最小限のものだけ買う、所有するというのがミニマリストですけど。。

  • 自由な時間を大切にし、少しの稼ぎで節約してこじんまりと生きる、という人。
  • 自分にとって本当に気に入ったものを最小限持って生きる、それが高価であっても買う、という人。

スティーブ・ジョブズは後者だったみたいですよね。前者はちょっと禅な暮らしに近い。

断捨離のやましたひでこさんも、断捨離はケチとは違う、本当に気に入ったものを大事に使っていこう、それ以外は捨てようというものだとおっしゃっています。

では私は何を目指すのか、というと、ミニマムな暮らし、シンプル思考。。。

憧れるのは禅的暮らしですが、そんなストイックさはないので笑

ゆるくゆるく、禅の教えを取り入れながら、心豊かに暮らせればいいなぁと思っています。

物を捨てたら幸福感が増した

全捨離・断捨離やミニマリストを実践してる方の本などを読むと、共通点があることがわかります。

コユキ

皆さん、かつては物欲にまみれ、モノが溢れる部屋に住んでいた、という方がとても多い!

極端な例かもしれませんが、仏教の開祖であるお釈迦様は、出家されるまでは贅沢で満ち足りた、何不自由なく暮らせる王子でした。そうした暮らしを全て捨てて出家し、苦行を何年にも渡ってされました。

瀬戸内寂聴さんも、作家として売れて贅沢もできたけど、ドロドロな恋愛を繰り返して疲れ果て、出家したらしいですよね。

私の大好きな美輪明宏さんも、今では神々しいイメージですけど、若い時は髪も仏も信じない、お酒もタバコもガンガンな、やんちゃな子だったらしいです。

人は、欲という執着がなかなかきれない。けれどその欲に執着し続けていく先に、幸福感や満足感を得られ続けられるのかといえば、なかなか難しい。

物は買った時がピークに幸せを感じるけど、得た途端にその喜びは色褪せていく。。なんて経験は誰しもあるかと思います。

心に常に空虚な思いがあれば、その空虚さを埋めたくて、また物を買ってしまうのかもしれません。

私もかつてはショッピング大好き、物が本当溢れていました。離婚してかなりのものを仕方なく手放してきたけど、それでも家に収納できる範囲を明らかに超えた物は所有してました。

しかし一番物に溢れて好きなものが買えていた頃、では心は満たされていたかというと、うーん。。否という感じがあります。

コユキ

心の満たされ方は、全捨離して物が減った今の方が、豊かです。

あ、でも私は物欲を全て断ち切ることを、目的にはしていません。出家はしません 笑

やはり買い物は楽しいし、買う喜び、選ぶ楽しさ。ものを通して得る知識や学びもあります。

全捨離をしたら、物欲とさよならしなければならない?と、思っていたときもあったけど、私的には答えは否です。

本当に気に入ったものを、買う。手に入れたら丁寧に真心込めて、使う。

物を増やしたくないというのは絶対条件

衝動買いせず、必要か必要じゃないか、本当に欲しい物なのか自問自答しながら、簡単に買うのではなく、あれこれ考えながら物を選ぶことは私にとっては大変な作業ではなく、むしろその反対。

自分の中の買い物へのルールを作り、そのルールの中で、買うかどうか決めるというのを、楽しんでいます。

全捨離や断捨離は、人生のリセット。

まじで捨てると変われます!変わりたい人はやる価値大です。

ブログでは、そんな私が本当に買ってよかったもの、読んでよかったもの、観てよかったものなどだけをこれからも紹介していけたらな〜と思います。

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この記事を書いた人

美も知も筋肉も、一生。ダイエットは日常。

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