引っ越しを機に片付けたい、断捨離したい、新居ではシンプルに暮らしたい、ミニマリスト目指したい!

その願い、ぜひ実現しましょう!
引っ越しは捨てまくる絶好のチャンスです。普段なかなか捨てられなかった人でも、引っ越しという機会を利用すれば断捨離成功率、めちゃくちゃ上がると思います。
このブログの執筆者であるコユキ
大学卒業後、実家を離れてから引っ越し経験回数、11回。
特にここ最近の5年では、4回も引っ越してます。なんというせわしなさ(笑)
そして今の家に引っ越しが決まった一昨年、意を決して全捨離を行い、大量のモノを捨てることに成功しています。
今回はそんな私が体験をもとに、引っ越し前に断捨離や全捨離を成功させる、そのコツについてお伝えしたいと思います。
コツとは、主にメンタルの面についてのコツです。
実際の捨てる作業手順の具体的なコツにつては、こちらの記事を参考にしてみてください。




それでは解説します。
断捨離はマラソンと同じ
断捨離や全捨離は、実は作業の具体的なコツよりも、メンタル面のコツを掴んだ方が、成功率は上がると私は経験上、そう思っています。
作業をスムーズに行うためには、モチベーションの継続が、カギ。
私はマラソンはやりませんが、ジムで走るマシーンやスタジオレッスンで1時間、2時間とバテバテになるほど体を使い切る運動経験は、数えきれないほどあります。
そんな時は必ず疲労は蓄積し、足はゲキ重い。当然ながら「もうダメ!動けない〜」と思うこともしばしばですが。
「ダメかも」と思えば思うほど、不思議なほど体は動かなくなります。
つまり自分にブレーキをかけてしまうと、必ず動きは鈍くなるのです。
ところが、逆にどんなに疲れていても「私はできる!」と、前向きになりアクセルを踏んでみると。
これが火事場の馬鹿力みたいな、あれ?まだ余力があった!と思うほどのパワーで動ける時があります。
近年ではスポーツ選手にメンタルコーチがつき、モチベーションを上げさせることで実力をさらに発揮させてます。
ど根性のだけの努力ではダメなんだというのは、科学的にも立証されています。
断捨離や全捨離も、同じ。
成功にはモチベが深く関わります。
なぜなら。
捨てる作業には、体力がいります。疲れも溜まります。時間も必要です。
だからこそ、モチベーションを維持が、捨て作業を最後まで遂行できるかのポイントになるのです。
どんなスポーツでも、ゴールに辿り着き、自己ベストが達成できた人にしか得られない、爽快感、達成感があります。
全捨離や断捨離も同じく、終えた時の達成感は結構気持ちいいです。
力強く自分をコントロールしながらゴール目指してみましょう。
では、具体的な方法です。
私はルールをふたつ作りました。それを守っただけです。
解説します。
ルールをつくる
ルールはふたつだけ。
これを守ろう!!という意識で、私は全捨離をやり遂げられました。
①引っ越し前に捨てる作業をほぼ完了させる
断捨離も全捨離も、自分の持ち物の8割を捨てることを目指しています。
さて、その捨てる8割のことです。
ルール・その①
7割前後まで必ず捨てて、引っ越しをする
どういうことかというと。
8割目指すうちの7割前後は引っ越し前までに捨て終わり、1割くらいは新居に引っ越してから捨ててもO.K。
つまり引っ越してから捨てるのは最小限.
引っ越し前にほぼ断捨離・全捨離は終わらせる、という事です。



捨てるの大変〜。時間もないし、とりあえず新居に運んで、それから片付けよう。。
こう、考えてしまう。私も過去の引っ越しはそんな風に思ったこと、何度もありました。
しかし、断捨離や全捨離したいなら、この考えはおすすめしません。



捨てる作業のおおかたは終わらせて新居に引っ越すべし!
理由は。
荷物は少なくした方が引っ越し代金が安い
引っ越し業者へ依頼すると、はじめに見積もりしますよね。
引っ越し代金は
- ダンボールの数
- 家具等の個数
これを想定して - 手配するトラックの大きさ
- 当日引越しの作業を行うスタッフの人数
それらを決めたら、引っ越しする先の新居までの距離なども加味されて、代金が決定します。
当たり前だけど、荷物が多いほどダンボールの数は増える。
つまり。
引っ越し前にモノを減らせば。料金は当然安くなリます。



引っ越し業者の見積もり、思ったより高ーい
引っ越し見積もりしてもらうと、毎回ギョッとします。結構高いんですよね。
ただでさえ引っ越しには何かとお金がかかります。出費は少しでも抑えたいのが心情。
捨てて持っていくものを少しでも減らしたほうが、引っ越しや安く済みます。
それに。
引っ越してからで、まあいつか捨てればいいや・・なんて考えてるなら。
そのいつかは、ほぼ来ません。引っ越し後にまたしまって捨てることすら忘れ放置する可能性が大。
だからこそ、引っ越し前に手放す!



とにかく捨てる!
私は過去の引っ越しで、よくダンボールの数が足りなくなり、後からダンボール追加をよくしていました。
引っ越しって、自分の持ち物の総数を実感できる、唯一の瞬間。
自分の持ち物、しまってあると量がどのくらいなのか、よくわかりません。
いざダンボールに詰め込んでみると、こんなに物あったのか!?と、驚きます。
でも以前は物が多くてもそれを捨てる、という発想はなかった私。
ダンボールが足りなければ、業者に連絡してダンボールを追加してました。
二人での引っ越しに、繁忙期でもないのに10ん万円の引越し代金。マジ高かった。。
しかし、全捨離を決意した前回の引越しの際には、気持ちを強く持っていました。



一度決めた数のダンボールに入り切る分だけを新居に持ち運ぶ!ダンボールは追加しない!
このルールを心に決め、荷作りをしたので一切追加なし!
これ、めちゃ効果的で。
もうダンボール空きがないし、捨てちゃえ!と、潔く捨てることができました。
ダンボールの数の設定は最低限に設定する。多めは禁止。
私はこうして全捨離をほぼ終えて引っ越しました。
あとはメルカリに出品する予定のモノと、新居でサイズ感が合わなければ捨てると決めていた家具などはとりあえず引っ越し先に持ち込みました。
この様に新居で捨てるものは1割程度だけが吉。
基本的には断捨離や全捨離のほとんどは完了させた引っ越しを狙いましょう。
これがひとつめのルールです。
ではふたつめ。
②人生最初で最後の断捨離と考える
ふたつめのルールは、モチベーションを維持させるためにとても重要なルールです。
ルール・その②
断捨離・全捨離は、人生でこの一度きり!
2度はない、と思う。今回が最初で最後だ!くらいな気持ちで取り組む、という意味です。
くり返しになりますが、捨てるのが大変で後回しにしようとする考えは、全捨離や断捨離にとって利点のない考えです。



新居でまた断捨離すればいいや!
この考え、多分一生断捨離も全捨離もできない可能性が高いです。ミニマリストにもなれません。
私はモノ捨てるのは無理だし、捨てなくてもいいや!と、心から開き直れるなら良いのですが。



でも割とこんな風に思いがちでは?



私って意志が弱いから。。
と、捨てられないのは、意志が弱いせい、と思ってしまうのです。
これ、諦めてしまうのは意志が弱いせいでもなんでもない。これは人間の脳の習性です。
脳はコツコツとやることが苦手。
これは脳神経外科医である林成之さんの著書「脳に悪い7つの習慣」にあった、脳の悪い習慣のひとつです。
コツコツは、脳にとっては非効率だと著者はいいます。
コツコツとやるのは、失敗しないように慎重にやる、ということ。
しかし失敗しないようにという思いの根底には、「失敗するかもしれない」という気持ちがあるから慎重になってしまう。
この失敗するかもという慎重な姿勢。じつは脳の思考にとってはマイナスだというのです。
「失敗するかもしれない」は脳にとっての”否定語”です。慎重に一歩一歩とゆっくり物事を進めていると、どうしても集中力が落ちてしまうし、完成が近づいたときには「そろそろ終わりだな」と考えてしまいます。結果的に最後までやり遂げないまま「だいたいこんなところでいいだろう」と妥協してしまうことになりやすいといえます。
林成之著「脳に悪い7つの習慣」より
私たちはなんとなく、コツコツやることは美徳。。と思っています。
が、実際は。
脳はコツコツば苦手、脳は一気にやることが好き。
つまり。
ダラダラと断捨離や全捨離を続けても、成功する可能性がどんどん低くなることを意味しています。
その上脳はもう無理!と思ってしまうと、そこで思考停止するのだそうです。



もう無理だから、後々やろう。。
途中こう思って、その後やり遂げられたこと、あまりない気がしませんか?
これは人間の脳の習性であるから、できなくて当然、ということです。
例えばダイエットはもう無理、と思ったら続かないのも、同じこと。
さらに主体性がないのも、だめ。脳はよく働きません。
親に勉強しなさいと言われても、自ら頑張ろうと思わなければ、一向に成績が上がらないのはそのせいです。
なので、今、断捨離したい、と決めたら。
もう2度目はない、捨てたらこれからは自分の人生スッキリした部屋で過ごして一生を送るのだ!!
そのくらいの気持ちで捨てる作業に取り組む。
2度はない。最初で最後!とにかく捨てる!
これがふたつめのルールです。
守るべきはこのふたつ。始める前に必ず守ろう!と思うと、成功率はめっちゃ上がるはず!
捨てた先には、新しい未来が待っているというワクワク感


最後に。
引っ越しで絶対に断捨離、全捨離し、新居ではシンプルライフ、ミニマリストになる!!
想像します。清々しい部屋で暮らす自分のことを。
断捨離も全捨離も、これはひとつのきっかけ。通過点です。
大事なのは、そのあとです。
綺麗になった部屋には良い気が流れる。そんな部屋に暮らしたら、運気アップはするかもしれない!楽しい人生が待っているかもしれない!いい出会いがあるかもしれない!
こう、自分を自分で盛り上げていく。ワクワクさせるのです。
私もワクワクしながら引っ越ししました。っていうか、今も毎日ワクワクしています!
脳はこう明るい未来を想像するだけで、自分を頑張らせてくれます。集中力を与えてくれます。
そうなったら、こっちのものです。脳はどんどん活性化し、捨て作業に貢献してくれるはずです。



楽しい未来を予想して、捨て作業にトライしてみてください!