モノを手放すと、本当に運気はアップする?
片付けで良い変化が起こるって、ホントかな?
私は良い変化が起きたし、運気も上がったと思っています。
ミニマルライフを目指し丸3年以上が経ちました。
モノを手放しはじめて3年以上の私は、感じています。
良い変化は必ずある、と。
私の体験だと
即出るパターン。月日を経て徐々に出るパターン。
ふたつパターンがありました。
即パターンは
- 慢性痛が治った。
- 不眠症が治った。
- 人生観が変わり前向きになった。
特に1と2は、片付けが完了した翌日からすぐに感じました。
良い変化の経験は、ミニマルライフを目指すきっかけに。
そして3の人生観の変化は、私に大きなプラスを与えてくれました。
人生観の変化とは、執着せず生きたいと思うようになったこと。
執着を手放すことを無意識にでもできるようになろう、と、意識しはじめました。
無意識にできるには、意識的トレーニングは必要です。
そして3年がたった今。
執着しない無意識化、ほぼ成功
石の上にも三年。
執着だらけだった私も、変われた。
もちろん完全ではありません。
100%執着が消えたわけでは、ない。
人間の思考や思想に、絶対はない、です。
7、8割できるようになってれば、⭕️です。
私は50代に突入しましたが。
何歳からでも人は変われる!
執着を手放して得た良いことは、色々あります。
執着を手放すメリットってあるの?
と、思うかもしれません。
この記事では私の体験をもとに、執着を手放すメリットについて解説します。
執着を手放して得たこと
結論から言うと、私は執着を手放して本当に良かったと思っています。
デメリットは、なし。
メリットは大きくわけて、3つあります。
- 掃除が楽になった。
- 性格が良い方に変わった。
- 人間関係が変わった。
3つを具体的に説明します。
1. 掃除が楽になった
私はもともと、面倒なことが苦手なズボラでした。
掃除機は部屋を丸くかけ、隅にホコリが溜まっていても見て見ぬふり。
「今度やろう」と先延ばしが得意でした。
今でも、基本はズボラ。
でもモノが減ったら、がぜん掃除が楽になった。
毎日欠かさず玄関掃除、床掃除、水回りの掃除は続けてきました!
毎日掃除してるので汚れは最少、すぐに終わります。
これです。
ズボラな私が掃除を習慣化できた理由は、これ。
すぐ終わる。
つまり、楽。
楽だから続いてる。
モノが多いと、掃除は大変。時間かかる。
モノが少ないと、掃除はあっという間に終わるから面倒臭くない。
面倒臭くない、はズボラには最高。
いつまでもこの状況をキープしたいから、モノを増やさない心がけもしてきました。
増やさないためには。
買ったら捨てる
これだけ。
次第にモノへの執着心は薄くなっていき。
昨年末の断捨離週間のときも(年に3回くらい大きく持ち物を見直してます)
高くて思い入れあったコート数枚。
20年以上捨てられなかったコートを
この時なんの躊躇もなく、あっさり捨てられたのです。
自分でも驚きました。
大事なモノでも簡単に捨てられた。
コートを手放し、クローゼットに隙間が生まれた時。
私の中に寂しさはなく、清々しさだけが残りました。
執着を捨てるトレーニングの結果です。
このように掃除が楽になり、綺麗な部屋を得たことは、執着を手放した大きなメリットでした。
2. 性格の変化
性格も、変わりました。
自己評価だけでないです。
親や姉など身近な人に”変わったね!”と言われます。
大きく変わったと思う点。
- 気分のムラが無くなった。
- 寛容になった。
かつて家族やパートナーに対して気分のムラがあったかもしれません。
喜怒哀楽は激しい方だった。
「こうあるべき」「これが正しい」という自分の価値は強く持っていて。
価値が違う人に反論するのも、全然怖くなかった。
寛容な人間じゃなかった!
いつも笑顔で穏やか・・など、ほど遠い。
自分の性格をいいとは思ってません。
でも、これが私。仕方ないって感じでした。
ただ怒りや批判は、エネルギーをすごく使う。
40代になると、そんな自分に疲れるようになった。
自分を変えたいとも思ってました。
しかしミニマルライフを送るうち、性格が変化が。
人への怒りや苛立ちが減り。
気分のムラもなくなり、人に寛容。
たとえ嫌なことが起きても、”自分の機嫌は自分でとる”。
これはモノだけじゃなく、感情への執着を手放した結果です。
ルールはただ一つ。
負の感情を持ったら10秒以内に手放す。
これ、意外と効きます。
3. 人間関係の変化
自分が変わったら、友人が変わりました。
かつて親友だと思って付き合っていた同じ年の子がいました。
彼女とは5年くらい親友で、4年目まではいい関係だった。
しかしそれを過ぎた頃、私への甘えか。
我儘で身勝手な行動が増え、私は振り回されはじめました。
辛辣な言葉に傷つき泣いたこともあります。
もちろん良いところもあるし、機嫌の良い日は楽しく話せる。
でも挨拶しても返事すらほぼしてくれない時が増えて、私も彼女に気を遣い、疲れて。
ある時から、思い切って自分から話しかけるのをやめてみました。
すると彼女からは私に話しかけなくなり。
あからさまな無視の仕方をされるように。
私はこれで良かったと思っても、しばらくはモヤモヤしてました。
その人との縁が切れてから1年半以上がたった今では。
すっかり私の友人は変わりました。
ポジティブで明るく、いつも笑顔。
礼儀正しく、陰口などは言わない。
そんな人ばかり。
親友だから、という執着を手放すのは勇気が入りました。
でも時間を経て素敵な友人を得たことは、執着を手放したお陰です。
友人関係は信頼関係を築きながら作るので。時間はかかります。
でも執着を手放すトレーニングをしていなければ、今でもその気の合わない友人と縁が切れず、私は振り回されていた。
やはり執着を手放して良かったと思えることです。
まとめ
中国の思想家・孟子の言葉に居は気を移すという言葉があります。
これは「住む場所、環境によって人の気性は変わる。」という意味です。
自分の生き方を変えたい、運気をあげたい、と思うのは、現状に納得していないから。
変えたいと思うなら。
運気をあげたいと思うなら。
考えるよりまず行動。
家の環境を整えるために、モノを手放す。
私は執着とは、人生にとって意味のない欲だと思っています。
人間にとって欲は大切です。欲がなければ働くことも恋愛することも友人を作ることもしなくなる。
自分の人生が好転するような、人に幸せを与えるような、そんな欲を持ちたい。
意味のない執着を手放せば、自分の欲する本当の何かが、必ず見えてきます。
私は執着を手放し、どんどん幸せを感じるようになっています。
幸せじゃない、運気が悪い、人生を変えたい。そう思っているのであれば。
まずは行動。
自分の持ちモノを8割捨ててみてはいかがですか?