捨てたいのに。
捨てられない。
そんなめっちゃ基本な、悩みがある人は。
捨てるコツが知りたいよ〜
と思うかもしれません。
しかし。
捨てるコツに特別なコツはない!と私は思っています。
あるのはシンプルで簡単な、コツだけ。
だって、私。
捨てるのが苦手だったのです。
整理整頓も苦手。その上、面倒臭がりのズボラ。
そんなズボラーの私が。
今はゆるめなりにもミニマリスト〜
と、言えるまでになれました。
私はシンプルなコツを続けてきただけです。
ズボラ人間はシンプルな事じゃないと、続かない!
ズボラな私ができたのだから、今ズボラな人でもコツさえ理解すれば。
きっとできる!(はず)
この記事では私の体験をもとにその捨てられるようになるための
シンプルなコツについて解説します。
捨てるコツとは
まず結論からお伝えします。
コツは、たったひとつです。
ただシンプルに
行動する
これだけ。
何を?
もちろん。
捨てる、行動
です。
捨てなきゃな〜。。と眺めていたら、捨てられません。
とにかく捨てられるモノから捨てます。
コツは本当にこれだけです。
そうじゃなくて!捨てられないから困ってるんじゃん!
と、いうツッコミ。わかります。
でも、人生は行動でしか人生を変えることはできません。
思ってばかりいて行動できないのは、捨てたいと思ってるふうなだけ。
捨てる行動にうつせないのは、本気で捨てたいと思っていないのかもしれない。
そもそも。
モノを捨ててスッキリシンプルに暮らしたい。
ミニマルライフを送りたい。。などと思う理由は何ですか?
なぜそう思ったのですか?
ここ、重要。
なぜ、シンプリに暮らしたいのか。ミニマリストになりたいのか。
理由がはっきりしてるか否か。
曖昧だと、捨てる行動に対して躊躇してしまう可能性が高い。
ポイントです。
理由が大事!
理由を明白にする
理由を明白にすることは、コツを遂行する必須条件だと思います。
繰り返し言いますが
理由がはっきりしていないと、いつまでも捨てることができない可能性が高いです。
なぜ理由が明白になっていないと、捨てられないの?
ただな〜んとなく断捨離したい、捨てたい、ミニマリストになりたい。
これだと足りない。
現状幸せ〜
幸せは素晴らしい事です。
しかし今の生活に不満がない場合、捨てるのは先送りにしちゃう人が多いかも。
例えば現状を変えたくない高齢者って、モノが捨てられない人が多いですよね。
うちの親もそれ。
80代半ばの両親は今も二人で生活していますが、実家はモノが溢れまくっています。
片付けたい、手伝って!と私に言いつつ、あれ欲しいこれ買った、とまだ増やしてる。
本気で片付けようとは思っていない。現状維持で良しとしてる。
いえ、今幸せと感じてることはもちろん素晴らしい事です。
でも多くのモノを手放すには現状維持良し、では足りません。
今より。もっと、もっと幸せになりたい!という心からの願い。思い。
スッキリとした部屋がかっこいいからとか。
無駄なモノを買うのは良くないから、とか。
この程度の理由だと、捨て作業途中で止まってしまう可能性があります。
最後までやり遂げるためには。シンプルにかつ明白な
現状を変えて、幸福度を上げる!
そんな理由をしっかり持つことがカギ。
生活、仕事、人間関係、何か現状に不満がある。
不満をスッキリさせたい。
もっと幸せになりたい!
運気を良くしたい!
自分の人生を変えたい!
孔子た理由を自分の中にはっきり意識する。
それだけで捨て作業の成功率はグッとアップすると思います。
私の場合
私がなぜモノの8割近くを手放せたのか。
ブログでは何度も説明していますが
改めてお話しすると。
その頃私は自分の人生で過去イチ辛い時期で。
八方塞がり、あがいてもあがいても抜け出せそうにもない長いトンネルに一人で入ってしまったような
そんな状況。
抜け出せない苦しみに、死が頭をよぎることもありました。
でも私はそこで人生にピリオドを打つのはいや!と思い。
だからこそ、シンプルにシンプルな望みだけを願いました。
このままでは嫌。
運気をあげて幸せになりたい!!!
と。
心の奥底からの渇望。
本気で人生を変えたい。と思ったのです。
その頃、私は生活に困ることはなかったので、決して不幸せではない筈。
しかしお金があってもどうにもできないトラブルの中にあり、現状打破が見出せなかったのです。
私はお金があっても人は幸せになれないんだと、人生で初めて実感しました。
お金は大事です。しかしお金で解決できないことはある。
そしてお金はあの世には持っていけない。
お金だけではありません。
どんなに高いモノを買って持っていても、死んでしまったらそのモノはあの世に持ってはいけない。
その頃、人は死ぬ瞬間に何を思うのだろう、とよく想像しました。
私の結論は、死を迎える時、ただ想念だけが残るのではないか、と思ったのです。
家が買えて良かった、とかあの憧れの高級バック変えて嬉しかった、とか
逆に買えなくて悔しかった、とか
モノに対しての思いが死ぬ間際によぎるとは思えません。
生きてきた、感情の凝縮。
例えば、私は〇〇を心から愛した、とか、愛されて生きた、とか。
その幸福と感謝の想念。
逆も然り。
寂しい、悲しい、辛い人生だった、と思う可能性だってある。
死ぬ時の想念がどっちに転ぶかは、もちろん、自分次第で。
死ぬ時はモノも人も何も連れていけません。
ひとりで死ぬのなら、幸福と感謝の想念で死を迎えたい。
本気でそう思いました。
ならば運気を上げるためにはなんでもする、と。
そして運気が上がらないのは、溜め込んだモノたちのせい、という全捨離の考えに偶然にも出会います。
今思うと偶然ではなく、自分で呼び寄せたのだとしか思えませんが!
そして全捨離を即座に実行しました。
あの時捨てたモノへの未練は今も皆無。
むしろあの時すぐに行動したことが、今の運気アップと幸せにつながったのだと、心から行動して良かったと思っています。
捨てる習慣がつく
あれからもうすぐ丸4年になります。
3年以上過ぎると、確実に習慣化します。
ミニマリスト、と言っても、本当にゆるゆるですが
ミニマム思考と行動、両方が習慣化しました。
そしてどうしても捨てられなかったモノも。
突然としてあっさり手放すことができるように。
25年以上前に購入したコートをなかなか手放せませんでした。
若い時、超絶気に入って。欲しくて欲しくて。
無理して買った思い入れがあったコート。
10年以上も着ていなくても捨てなかった、例外のコート。
でも数ヶ月前に、突然として捨てる気になって。
あっさりさよならしました。
そのコートを捨てられたら、同時に他の着てない高価だった服も処分できちゃった。
今に満足してるから、使っていない過去のモノはもう不要だと、思えたから。
今を大事に生きるか。
過去を大事に生きるか。
捨てるかどうかは、自分の選択次第。
自分の幸せのために、何が良いのか。
選んでみてください。